こちらでは中耳炎について、またその症状・原因・ケアのしかたなどについて分かりやすくご説明いたします。 日頃の生活の中でワンちゃんの体の異変や行動の観察し少しでも早く気がつく事によって予防や対処してあげてください。
中耳炎とは
中耳炎は痒みを感じる事はありませんが、痛みがあるので、耳を触られたりする事を嫌がります。外耳炎の炎症が耳の中に進行するケースやアレルギーによる炎症で起こるケースがあります。慢性外耳炎の時には中耳炎は特に注意が必要です。日ごろから耳は綺麗に保つ必要があります。
体の異変について
- 耳の奥の部分の炎症なので、体に異変は特に見られません(外耳炎の際は注意が必要です)
行動の異変や症状について
- 元気がない
- 耳周りや頭を触られる事を嫌がる
- 頭を傾けるようなしぐさをしている
予防とケアや処置について
上記の項目に当てはまる場合、下記の予防とケアや処置などが考えられます。
少しでも早く気がついてあげることで悪化を最小限に防ぎましょう。
- 日々の生活の中、耳のケアを定期的に行い、耳の奥に水やシャンプーが入らないようにしましょう
- 治療方法は、抗生物質などの投与で治療します
- 難聴になる場合もありますので、早期発見、早期処置をしてください
シニア期に入ると、様々な病気に掛かる可能性が高くなります。まず犬は目、耳、鼻の順番に衰えていく傾向があり、付随して関連する病気になる事も。多くの老犬が掛かりやすい病気など、老犬によくみられる病気とその症状、原因・ケアなどについて分かりやすくご説明いたします。