こちらでは乳腺腫瘍について、またその症状・原因・ケアのしかたなどについて分かりやすくご説明いたします。 日頃の生活の中でワンちゃんの体の異変や行動の観察し少しでも早く気がつく事によって予防や対処してあげてください。
乳腺腫瘍とは
乳腺腫瘍とは、乳腺組織に、しこりや固まりなどが発生する腫瘍です。雌犬だけに発症すると思われがちな腫瘍ですが、雄犬でも発生する腫瘍です。8歳以上の雌犬によく見られ、乳腺腫瘍のうちの50%は良性か悪性に分かれます。乳腺腫瘍の進行は、急速に大きくなる物や、数年に渡って大きくなる物とケースは様々です。
体の異変について
- 乳腺にしこりや固まりが出来ている
- 乳頭孔より分泌物や膿が出ている
- しこりの部分が熱をもっている
- 食欲不振、体重の減退
行動の異変や症状について
- 乳腺にしこり
- 食欲の低下
- 元気がない
予防とケアや処置について
上記の項目に当てはまる場合、下記の予防とケアや処置などが考えられます。
少しでも早く気がついてあげることで悪化を最小限に防ぎましょう。
- 乳腺腫瘍の治療方法としては、外科手術が主な治療法となります、また再発する可能性もある腫瘍です。
- 予防には早期の避妊手術が有効です。避妊手術を獣医師に、ご相談ください。
- 乳腺にしこりがないか、日常の変化に注意し、動物病院で定期健診を受けましょう。
シニア期に入ると、様々な病気に掛かる可能性が高くなります。まず犬は目、耳、鼻の順番に衰えていく傾向があり、付随して関連する病気になる事も。多くの老犬が掛かりやすい病気など、老犬によくみられる病気とその症状、原因・ケアなどについて分かりやすくご説明いたします。