こちらでは白内障について、またその症状・原因・ケアのしかたなどについて分かりやすくご説明いたします。 日頃の生活の中でワンちゃんの体の異変や行動の観察し少しでも早く気がつく事によって予防や対処してあげてください。
白内障とは
白内障は、眼球のなかの水晶体(レンズ)が白く濁り、視力低下をもたらす病気です。老化にともない、水晶体のタンパク質分子の構成に異常が発生し、眼球が白く濁ります。白内障はゆっくりと進行するので、見落としやすい目の病気の1つです。
体の異変について
- 目が白く濁ってきた
- 視力低下
行動の異変や症状について
- 真っ直ぐ歩けなくなった
- 物にぶつかったりする
- よろける
予防とケアや処置について
上記の項目に当てはまる場合、下記の予防とケアや処置などが考えられます。
少しでも早く気がついてあげることで悪化を最小限に防ぎましょう。
- 治療方法としては水晶体の濁りを除去する事はできませんが、点眼などで進行を抑えます
- 白内障の進行度合いによっては、外科手術が必要になる場合もあります
- 白内障は見落としやすいケースが多いので、動物病院で定期健診を受けましょう
シニア期に入ると、様々な病気に掛かる可能性が高くなります。まず犬は目、耳、鼻の順番に衰えていく傾向があり、付随して関連する病気になる事も。多くの老犬が掛かりやすい病気など、老犬によくみられる病気とその症状、原因・ケアなどについて分かりやすくご説明いたします。