こちらでは前庭障害について、またその症状・原因・ケアのしかたなどについて分かりやすくご説明いたします。 日頃の生活の中でワンちゃんの体の異変や行動の観察し少しでも早く気がつく事によって予防や対処してあげてください。

前庭障害とは

前庭障害は、フラフラ歩いたり、まっすぐ歩けないなどの症状です。耳の前庭に異常が起こり、平衡感覚が狂い歩き方などがおかしくなる病気です。突発的に起こるケースも多く、老犬には特に見られる病気です。

体の異変について

  • 耳の前庭に異常があるので、体に異変は特に見られません

行動の異変や症状について

  • フラフラ歩くようになった
  • 真っ直ぐ歩けない
  • クルクルと同じ場所を回る

予防とケアや処置について

上記の項目に当てはまる場合、下記の予防とケアや処置などが考えられます。
少しでも早く気がついてあげることで悪化を最小限に防ぎましょう。

  • 突発的に起こるケースも多いため、歩行障害が見られた際は早めに獣医師に相談してください
  • 治療方法としては、抗生剤やステロイド剤の投与を行います
  • 早期発見、早期治療に注意をしてあげ、動物病院で定期健診を受けましょう

シニア期に入ると、様々な病気に掛かる可能性が高くなります。まず犬は目、耳、鼻の順番に衰えていく傾向があり、付随して関連する病気になる事も。多くの老犬が掛かりやすい病気など、老犬によくみられる病気とその症状、原因・ケアなどについて分かりやすくご説明いたします。