こちらでは肺水腫について、またその症状・原因・ケアのしかたなどについて分かりやすくご説明いたします。 日頃の生活の中でワンちゃんの体の異変や行動の観察し少しでも早く気がつく事によって予防や対処してあげてください。

肺水腫とは

肺水腫とは、心臓や、気管支炎、肺炎などの病気によって肺胞に水がたまる病気です。単独で発症する事はまずありませんが、まれに刺激性の薬品を吸い込む事によって引き起こす場合もあります。

体の異変について

  • ガニ股になっている
  • チアノーゼ(皮膚や粘膜が青白くなっている)

行動の異変や症状について

  • 空咳やぜーぜーと息をしている
  • 息苦しそうにしている
  • 呼吸が早い
  • よく座ったままになる

予防とケアや処置について

上記の項目に当てはまる場合、下記の予防とケアや処置などが考えられます。
少しでも早く気がついてあげることで悪化を最小限に防ぎましょう。

  • 利尿剤、血管拡張剤を投与する
  • 症状が酷い場合は酸素吸入を行う事も有効です
  • 早期発見、早期治療に注意をしてあげ、動物病院で定期健診を受けましょう

シニア期に入ると、様々な病気に掛かる可能性が高くなります。まず犬は目、耳、鼻の順番に衰えていく傾向があり、付随して関連する病気になる事も。多くの老犬が掛かりやすい病気など、老犬によくみられる病気とその症状、原因・ケアなどについて分かりやすくご説明いたします。