こちらでは上皮小体亢進症について、またその症状・原因・ケアのしかたなどについて分かりやすくご説明いたします。 日頃の生活の中でワンちゃんの体の異変や行動の観察し少しでも早く気がつく事によって予防や対処してあげてください。

上皮小体亢進症とは

上皮小体亢進症とは、パラソルモンというホルモンが分泌過剰になった状態を言います。日光を十分に受けず、血液中のカルシウム濃度が低下し起こります。不足したカルシウムを補うためにホルモンがたくさん分泌されることで起こる病気です。

体の異変について

  • 尿の量が増える
  • 多量の水を飲む
  • 嘔吐

行動の異変や症状について

  • 散歩を嫌がる
  • 食欲が低下した

予防とケアや処置について

上記の項目に当てはまる場合、下記の予防とケアや処置などが考えられます。
少しでも早く気がついてあげることで悪化を最小限に防ぎましょう。

  • カルシウム剤の投与
  • 栄養バランスを考えた食事療法
  • 早期発見、早期治療に注意をしてあげ、動物病院で定期健診を受けましょう

シニア期に入ると、様々な病気に掛かる可能性が高くなります。まず犬は目、耳、鼻の順番に衰えていく傾向があり、付随して関連する病気になる事も。多くの老犬が掛かりやすい病気など、老犬によくみられる病気とその症状、原因・ケアなどについて分かりやすくご説明いたします。