こちらでは甲状腺機能低下症について、またその症状・原因・ケアのしかたなどについて分かりやすくご説明いたします。 日頃の生活の中でワンちゃんの体の異変や行動の観察し少しでも早く気がつく事によって予防や対処してあげてください。
甲状腺機能低下症とは
甲状腺機能低下症とは、甲状腺からのホルモン分泌が低くなる病気です。症状が通常の老化現象と区別がつきにくく判断が難しい事から年をとってきただけと思いやすい病気で16歳以上の犬のすべてがかかると言われています。
体の異変について
- 皮膚が黒ずんだ
- 左右対称の脱毛が見られる
- 毛づやが悪い
- 体重の増加
行動の異変や症状について
- 寒がる
- 元気がなくなる
- 落ち着きがなくなる
- 反応が鈍い
予防とケアや処置について
上記の項目に当てはまる場合、下記の予防とケアや処置などが考えられます。
少しでも早く気がついてあげることで悪化を最小限に防ぎましょう。
- 血液検査を受ける
- 抗生物質の投与(投与する事で一旦治癒しますが投与を停止すると再発します。
- 早期発見、早期治療に注意をしてあげ、動物病院で定期健診を受けましょう。
シニア期に入ると、様々な病気に掛かる可能性が高くなります。まず犬は目、耳、鼻の順番に衰えていく傾向があり、付随して関連する病気になる事も。多くの老犬が掛かりやすい病気など、老犬によくみられる病気とその症状、原因・ケアなどについて分かりやすくご説明いたします。