老犬になると、ごはんを食べなくなったり、老化により消化吸収力も低下する事で痩せたりするケースも少なくありません。老犬になると、今まで以上に食生活にも注意をしてあげる事は、とても重要な事です。様々なドックフードや手作りごはん等、たくさんありますが、どれを選んでいいのかわからない栄養的な事も含め、改めて栄養素の基本を知る事も必要になります。
犬に与えてはいけない野菜
野菜では、長ネギ、タマネギ、ニラなどのネギ類は、溶血を起こす可能性があるため、ネギ類の野菜は与えないようにして下さい。また、ホウレンソウにはシュウ酸が含まれているため、尿路結石の原因になりやすいので、生では絶対に与えないようにして下さい。果物は、糖分が多く含まれているので肥満になりやすいので、あまり多くを与えるのは好ましくはありません。
犬に与えてはいけない人の食べ物
意外と知られていないチョコレート。2月のバレンタインデーには、チョコレート中毒で動物病院に駆け込まれる方も少なくはないです。またポテトチップスなど、塩分が強い物は、腎臓に負担がかけられるため与えてはいけません。人間の歯に良いとされているキシリトール入りのガムなども与えてはいけません。体の基本構造がまったく違うので、たとえ喜んで食べたとしても、人と同じ物を与えない方がいいでしょう。
7歳になったからと、急にシニア向けドッグフードを与えるのは注意!人間のイメージでヘルシーな物を選ぶ傾向もありますが、現在の愛犬の健康状態や体重などから、適切なごはんを選ぶ事がシニア世代の犬には必要になってきます。