こちらでは老犬のケア・介護の仕方について分かりやすくご説明いたします。 愛犬の状態に合わせたケア・介護方法をさらに工夫してあげてください。

寝たきりのケア・介護

寝たきりになった場合は、まず自宅の環境の見直しが必要です。床ずれには十分に注意をしてあげ、寝床に、できるだけ柔らかい毛布や敷物を準備してあげて下さい。寝たきりになったからと寝かせたままにせず、飼い主さんが足の屈伸運動、リハビリをして、足腰の血行促進、筋力をつけてあげるようといいでしょう。また、できるだけコミュニケーションを図り心のケアもいっしょにしてあげてください。

寝床は安心できるように

寝床には飼い主さんの不要になった衣類もあると安心します

老化が進むと、不安になる子も多く見られます。できるだけ飼い主さんが見える所に寝床を確保し、愛犬が安心できるように心がけてください。また、高齢だからといって寝かせておこうと思われる飼い主さんも多い傾向があります。できるだけ愛犬の気持ちに刺激を与え、気持ちを若く持たせる事も必要です。

冬場は特に温度管理を徹底

最近では電気マットも豊富な種類があるので用途に合う物を使いましょう

老犬になると、体温管理も低下するため、暖かくしてあげる事が必要です。毛布や電気マットなどで、温度管理は徹底してあげて下さい。

犬の種類やサイズを含める症状も介護方法も十頭十色です。自宅で出来る介護内容は様々で常に工夫も求められます。一部の介護の仕方について、まとめてみました。愛犬にあった介護方法を見つけ、アレンジしてオリジナルの介護方法の参考になればと思います。