老犬になると、ごはんを食べなくなったり、老化により消化吸収力も低下する事で痩せたりするケースも少なくありません。老犬になると、今まで以上に食生活にも注意をしてあげる事は、とても重要な事です。様々なドックフードや手作りごはん等、たくさんありますが、どれを選んでいいのかわからない栄養的な事も含め、改めて栄養素の基本をしる事も必要になります。

老犬に必要な栄養について

人も老犬も生きていくには、タンパク質、炭水化物、脂質、ビタミン、ミネラル、水が必要です。この中でもタンパク質、炭水化物、脂質は欠かせない大切な三大栄養素と呼ばれています。ビタミン、ミネラルはエネルギー源ではなく、三大栄養素が体内でエネルギーとしてサポートする役割となります。楽しい老犬生活を過ごせるように、飼い主さん自身が、いち早く愛犬の変化に気付いてあげれる事が重要です。

老犬にはとても水が重要です

老犬になると、脱水の自己判断が鈍くなるケースもあり、脱水症状に陥ったり腎臓、肝臓に負担が掛かる事もあります。水は血液や体内の成分で体の60~70%を締めているので、いつでも新鮮な水が飲めるようにしてあげてください。

また、ミネラルウォーターには、硬水と軟水があり、硬水にはカルシウムやマグネシウムが含んでいるため、ドックフードなどに含まれている場合は、過剰摂取にも繋がり、尿石症などを引き起こす可能性もあります。普段から自宅の水道水が1番利にかなっています。

7歳になったからと、急にシニア向けドッグフードを与えるのは注意!人間のイメージでヘルシーな物を選ぶ傾向もありますが、現在の愛犬の健康状態や体重などから、適切なごはんを選ぶ事がシニア世代の犬には必要になってきます。