こちらでは悪性リンパ腫について、またその症状・原因・ケアのしかたなどについて分かりやすくご説明いたします。日頃の生活の中でワンちゃんの体の異変や行動の観察し少しでも早く気がつく事によって予防や対処してあげてください。
悪性リンパ腫とは
悪性リンパ腫とは、体のどこかのリンパが癌となる病気です。悪性リンパ腫には、多中心型、縦壁型、消化器型、皮膚型などに分かれていますが、多くのケースは『多中心型リンパ腫』に該当するケースとなります。多中心型リンパ腫は、様々な部位のリンパ節が何か所も腫れるなど、部位によって、症状も異なります。
体の異変について
- 下あごやワキの下の腫れ
- 股の内側の腫れ
- 膝の裏の腫れ
- 2箇所以上のリンパの腫れ
行動の異変や症状について
- リンパ部分の腫れ
- 食欲の低下
- 元気がない
- 運動をしたがらない
予防とケアや処置について
上記の項目に当てはまる場合、下記の予防とケアや処置などが考えられます。
少しでも早く気がついてあげることで悪化を最小限に防ぎましょう。
- 悪性リンパ腫が発症する原因は未だ不明です。
- 悪性リンパ腫の治療には、主に化学療法(抗がん剤投与)を行います。
- 原因が不明のため予防は非常に困難です。日常の変化に注意し、動物病院で定期健診を受けましょう。
シニア期に入ると、様々な病気に掛かる可能性が高くなります。まず犬は目、耳、鼻の順番に衰えていく傾向があり、付随して関連する病気になる事も。多くの老犬が掛かりやすい病気など、老犬によくみられる病気とその症状、原因・ケアなどについて分かりやすくご説明いたします。