こちらでは皮膚真菌症について、またその症状・原因・ケアのしかたなどについて分かりやすくご説明いたします。 日頃の生活の中でワンちゃんの体の異変や行動の観察し少しでも早く気がつく事によって予防や対処してあげてください。

皮膚真菌症とは

皮膚真菌症は、糸状菌類の小胞子菌などのカビに感染する皮膚病です。菌の種類によっては、土の中に存在する事もあり、土を掘り返す習慣のある犬に注意が必要です。人畜共有病でもあり、人間に感染するケースもあります。

体の異変について

  • 円形の脱毛(顔、耳、四肢)
  • フケ、かさぶた

行動の異変や症状について

  • 痒みなく、とくに行動に変化はありません

予防とケアや処置について

上記の項目に当てはまる場合、下記の予防とケアや処置などが考えられます。
少しでも早く気がついてあげることで悪化を最小限に防ぎましょう。

  • 顔、耳、四肢に脱毛などの症状が見られたら早めに獣医師の診断を受ける
  • 治療法としては、塗り薬、飲み薬で治療を行います(獣医師によって処置は異なります)
  • 早期発見、早期治療に注意をしてあげ、動物病院で定期健診を受けましょう

シニア期に入ると、様々な病気に掛かる可能性が高くなります。まず犬は目、耳、鼻の順番に衰えていく傾向があり、付随して関連する病気になる事も。多くの老犬が掛かりやすい病気など、老犬によくみられる病気とその症状、原因・ケアなどについて分かりやすくご説明いたします。