こちらでは老犬のケア・介護の仕方について分かりやすくご説明いたします。 愛犬の状態に合わせたケア・介護方法をさらに工夫してあげてください。

食事のケア・介護について

老犬になると、消化器官が低下したり、固い物が食べにくくなったりします。食べさせる体勢にも注意が必要です。ちゃんと胃に到達しないケースもあり、食事後は体を寝かして状態のままにせず、起こしてあげるようにしてください。固形物のドックフードのままだと食べられない場合は、さ湯でペースト状にしてあげて、流動食として与えるようにしてください。

食器の高さを調整する

高さを上げると頭を深く下げずに食べられるようになります

顔を下に向けて食べる事が困難な子には、食器の高さを調整してあげ、食べやすい体勢を整えてあげてください。また高さを調整してあげる事で、前足にも負担が掛からず、足の弱くなってきた子にもオススメです。犬用の食器台だけでなく、100円均一のショップさんにも鉢植えタイプの代用ができる物もありますので、1度覗いて見るといいでしょう。

流動食の与え方

口を閉じた状態で隅から与えるとうまく飲み込めます

ペースト状の流動食を与える際には、シリンジタイプの押し出す事ができる物が大変便利です。与え方は口を閉じて食べない場合もありますので、口を閉じた状態で端の隙間より、少しずつ押し出して与えるとスムーズに与える事ができます。お薬をあげる際にも、この与え方で確実に与える事ができますので、知っておくと大変便利です。

犬の種類やサイズを含める症状も介護方法も十頭十色です。自宅で出来る介護内容は様々で常に工夫も求められます。一部の介護の仕方について、まとめてみました。愛犬にあった介護方法を見つけ、アレンジしてオリジナルの介護方法の参考になればと思います。