こちらでは胃拡張捻転症候群について、またその症状・原因・ケアのしかたなどについて分かりやすくご説明いたします。 日頃の生活の中でワンちゃんの体の異変や行動の観察し少しでも早く気がつく事によって予防や対処してあげてください。
胃拡張捻転症候群とは
胃拡張捻転症候群とは、胃が拡張(食べ物やガスで膨れ上がっている状態)した状態で、捻転(ねじれ)を起こす病気です。
体の異変について
- 腹部が張っている(お腹がパンパンになっている)
- ヨダレを大量にたらすようになった
- チアノーゼ(皮膚や粘膜が青白くなっている)
行動の異変や症状について
- 息苦しそうにしている
- 水を沢山飲む
- 嘔吐する動作を繰り返す(胃内容物は吐き出さない)
- 腹部を痛がっている
予防とケアや処置について
上記の項目に当てはまる場合、下記の予防とケアや処置などが考えられます。
少しでも早く気がついてあげることで悪化を最小限に防ぎましょう。
- 1日に、一度に大量の食事を与えず、数回に分けて与える
- 一気に水を与えすぎない
- ドライフードは水分を含むと膨張しやすいので、そのまま与えず缶フード等に混ぜて与える
- 速い摂食(早食い)を避け、食後すぐに運動させない
- 早期発見、早期治療に注意をしてあげ、動物病院で定期健診を受けましょう
シニア期に入ると、様々な病気に掛かる可能性が高くなります。まず犬は目、耳、鼻の順番に衰えていく傾向があり、付随して関連する病気になる事も。多くの老犬が掛かりやすい病気など、老犬によくみられる病気とその症状、原因・ケアなどについて分かりやすくご説明いたします。