老犬にとって夏は特に注意！夏場対策

人間は汗をかく事で体温調節をしますが、犬の場合は肉球にしか汗腺がありません。 発汗による体温の調節ができないので暑さが特に苦手です。 水を飲む事で体温を下げたり、舌を出して呼吸（パンティングといいます。）をする事で、 唾液を蒸発させ熱を体の外に放出します。しかし、老犬の夏場はもっと注意が必要になってきます。 体温調整が老化により、うまく行う事ができなったり、 水が上手く飲めない老犬には、これまでの夏場の暑さが 今まで以上に体に大きな負担になってきます。 老犬にとって温度管理は特に大切になってきます。

• 室外での飼育の場合には、いつでも水が飲める環境にする。
• 1日中、日陰になる場所を作ってあげる。
• 風通しがよい過ごしやすい環境にしてあげる。
• ペットボトルに水を入れ、凍らせた物をタオルなどに巻いて与える。
• 室内の場合はエアコンや扇風機が直接、体に当たらないように気をつける。

夏場の時期は暑さで食欲も低下し、抵抗力もなくなって循環器系にも負担が掛かってきます。 食欲が低下した際は、冷蔵庫で冷やしたフードを与えるなど、食欲にも注意し、気をかけてあげる期間です。