こちらでは、老犬知識について分かりやすくご説明いたします。 日頃の生活の中でワンちゃんの体の異変や行動の観察し、早めの予防や対処してあげてください。

老犬としての目安は小型犬で8歳、大型犬で6歳として言われています。 気付かないうちに、老化のサインが出ている可能性があります。老化のサインは病気につながることもありますので、早期発見が特に重要になります。愛犬の老化現象をチェックしてみて下さい。

(1)顔に白髪が増えてきた?

鼻や口まわりに白髪が増えていませんか?もっとも分かり安い老化現象の1つです。
毛自体のツヤもなくなり、色が薄くなったりという傾向があります。

(2)口臭が強くなってきた?

年齢と共に多少の口臭は強くなってきますが、著しく口臭が強くなったと感じる場合は、何らかの病気も考えられます。口の中の病気としては、歯肉炎や歯石が溜まって口臭の原因となる場合と、糖尿病や腎臓病などから口臭が強くなるケースもあります。

(3)目の色が白っぽくなってきた?

老犬がかかりやすい病気の1つが白内障です。黒目が白くにごったような色になり、視力が低下してきます。家具や物にぶつかるような事があれば、注意してあげてください。

(4)デキモノなどができた?

老化と共に、免疫力も低下すると、デキモノやシミなどが出来やすくなります。場合によっては腫瘍のケースもありますので、早い段階で獣医師に相談してください。

(5)お尻が小さくなった?

高齢になるにつれて、動くことをおっくうがる事で、足腰の筋力は低下し、四角い角ばったような、尻になります。適度な運動や足腰に負担が掛かりにくい生活環境を整える事も重要です。

(6)トイレを失敗するようになった?

トイレを間違えるようになると、認知症の可能性も考えられます。また粗相がおおくなれば、膀胱炎などの病気のケースもありえますので、獣医師に相談してください。

(7)名前を呼んでも来ない?

高齢になると耳が遠くなる他に、足腰が痛くて動けない、呼ばれても行ってもいい事がない等があります。特に行動に時間が掛かったりする場合は、足腰や関節に痛みがあるケースなので様子を見てあげましょう。病気として考えられるのは、甲状線の病気や脳神経系の病気が考えられます。

(8)太っている?痩せている?

肥満の人間同様に糖尿病や心臓病のリスクがあり、また足腰にも負担が掛かるので、適切な運動量を、食生活も注意が必要です。逆に痩せている老犬の子は栄養不足の可能性もあり、筋力の低下や寝たきり予備軍のリスクがあります。消化吸収率が年と共に下がっているので、食べされるフードは特に注意してあげて下さい。ただシニア用と書いているフードだけだと、栄養が足りないケースもあります。

こちらでは、老犬介護に関する介護の仕方や知識について分かりやすくご説明いたします。 日頃の生活の中でワンちゃんの体の異変や行動の観察し、早めの予防や対処してあげてください。